2011/11/25

ペルー、チリ旅行1~2日目(リマ編)

・ペルー、チリ旅行1日目(2011年11月2日)・・・・リマ到着、シェラトンリマ宿泊


日本の裏側に位置する南米大陸。行ってみたい魅力的な場所がたくさんあります。世界一周旅行記などを読むと、ボリビア、エクアドルも良いなぁと思ったんですが、初めての南米旅行は無難にペルーとチリを選びました。でも南米では英語もあまり通じないというし、ドキドキです。
日本から南米大陸への直行便はありませんので、まずはアメリカを目指すことになります。
成田15:35発のアメリカンエアー(AA170便)でロサンゼルスへ。


9時間後、ロサンゼルス空港に到着。写真のラン航空に乗り換えです。
ロサンゼルス12:50発のラン航空(LA601便)でリマへ。・・・8時間半後、現地時間23:25にリマ空港に到着。成田を出発してからここまで22時間もかかってますcoldsweats01

深夜着でしたので、空港内にカウンターがあるオフィシャルタクシーを使いました。セントロ(旧市街地)のホテルまでは35USドルと言われましたが、交渉して30USドルにしてもらいました。ペルーの相場からすると、これでもとても高いことはわかっていましたが安全を買うつもりで。タクシーなのに、なぜかメルセデスでしたよ。安全運転でとても快適でした。



旧市街にあるシェラトンリマホテルにチェックインできたのは深夜の0:30くらい。翌日のリマ観光に備え、この日はすぐに就寝しました。

・ペルー、チリ旅行2日目(2011年11月3日)・・・・リマ観光、シェラトンリマ宿泊

朝食を食べた後、世界遺産に登録されているリマのセントロ(旧市街地)を観光しました。地球の歩き方にはセントロは治安がよくないと書いてありましたけど、日中は警察官がいたるところに立ってましたし、不安を感じることなく散策できました。

シェラトンホテルから歴史的建築物が集中している「アルマス広場」まで、徒歩で20分くらいです。途中にも商店街や教会などがあって楽しく歩けます。


サン・マルティン広場




アルマス広場とカテドラル(大聖堂)

スペインの植民地では、どの都市でも街の中心に「アルマス広場」があって、広場の正面にカテドラルが建っています。


リマのカテドラルはペルー最古の教会です。




中は本当に荘厳な雰囲気で圧倒されます。世界遺産の街のカテドラルですので、写真を撮っている外国人観光客が多かったですが、真剣にお祈りしている人や懺悔室で神父さんに話している人もいました。見事な彫刻の祭壇、色鮮やかなステンドグラス、14世紀の宗教画など、いろいろと見入ってしまいました。


サン・フランシスコ教会・修道院

入場券を買うと、個人の観光客は入口にある椅子に座って待機させられ、人数が10人ほど集まると英語を話せるガイドが教会内を案内してくれます。教会内は写真撮影禁止です。この教会は過去の大地震で柱や壁などはかなりのダメージを受けていました。美しいセビリアンタイル、数百年前の本がぎっしり詰まった図書室の紙の匂いが記憶に残っています。

教会内の見学が終わると、地下にあるカタコンベ(共同墓地)に案内されます。地下にはたくさんの骨がズラリ。なんと25000体分だそうです。
女性ガイドさん「こちらは写真撮影OKです。」 (エ~、普通、逆じゃない!?)死者に対する感覚が日本人とは違うんでしょうか。欧米人の方は遺骨をバックに笑顔で写真を撮っていましたが、さすがに私たちはその気にはなれなかったので、写真はありません。


ペルー政庁

サンフランシスコ教会からアルマス広場に戻ると、なにやら人だかりが。ペルー政庁の衛兵交代式でした。毎日お昼の12時に交代式があるようです。

旧市街(セントロ地区)の観光地をひととおり見た後は、タクシーで新市街(ミラフローレス地区)へ向かいました。


恋人達の公園

かなり大胆なモニュメント。さすが南米です~。

ちなみに、この公園の西側でパラグライダーができ、ミラフローレス地区の上空を飛べます。リマの海岸は崖になっていて、海風が崖にあたって上昇気流となり、飛ぶのにとても適しているのです。料金は10分50USドル。飛ぶ気満々で行ったのですが、
「いまは風が弱くてタンデムは無理。ソロならOKだけど、ライセンス持ってる?」 持ってません・・・。
「また30分後に来て。」 あ~、残念・・・。


ラルコ・マル

またまたタクシーをつかまえて次は「ラルコ・マル」へ。アパレルショップ、レストラン、映画館、ボーリング場などが集まるショッピングモールです。こちらの「ソルアルパカ」というアルパカ専門店で、主人が自分用にお土産(ベビーアルパカ100%のセーター)を買いました。ベビーアルパカはとても肌触りがよいです。

※ちなみにペルーのタクシーにはメーターがなく、ドライバーとの事前交渉制です。2~3キロくらいの距離なら3ソル(90円)くらいで乗れます。とにかく安いし、時間節約になるのでタクシーにはたくさん乗りましたが、ドライバーさんには英語が通じません。ワン、ツー、スリーも理解してもらえないです。なので、1~20くらいまではスペイン語で覚えていったほうがラクだと思います。わからなければメモ帳とペンを渡し、お互いに数字を書いて交渉しました。メモ帳とペンは必須アイテムですhappy01




太平洋を一望できるレストランでお昼をいただきました。



海老のリゾット(主人選択)

海老がプリプリで、お米の硬さ具合もちょうど良く、とても美味しかったです。


アボカドとベーコンのサンドイッチ(私選択)

夕食に備え、軽めのサンドイッチを注文したつもりですが、すごいボリュームでした。パンはいまいちでしたが、具材の味付けはGood。


食事中、パラグライダーが飛んできました。でも、やはりソロですね。この日、タンデムで飛んでいるパラグライダーは見ませんでした。

おなかいっぱいになった後は、翌日にナスカへ行くための長距離バスチケットを買いに行きました。リマからは、クルス・デル・スル(Cruz del Sur社)、オルメーニョ(Ormeno社)、シバ(Civa社)などが毎日数便ずつ運行しています。リマとナスカは450km離れていて、バスで7時間もかかります。(ナスカ行きの飛行機はありません。)

最初、オルメーニョ社に行ったのですが早朝の便がなかったので、クルス・デル・スル社へ。チケットカウンターの女性に話しかけたところ、入口に設置されているタッチパネル式の端末を指さされました。画面はすべてスペイン語表記なので勘で操作していきます。日付と時間と行先を選んで、空席があることは確認できたのですが、なぜかその先に進めません。私たちが端末の前で困っている様子を見て、インコおじさん(肩にインコを乗せたスペイン語と英語を話せる背の低いおじさん)が手伝ってくれたのですが、やはり無理で。。。
その後、他のペルー人が操作してるのを少し離れたところから覗き見したりして、なんとかしようとしたんですが、やっぱりわからない~。

もう1度カウンターに行ったところ、女性が端末の前まで来て操作してくれて、数字が書かれた小さな紙が出てきました。銀行窓口の順番待ちの紙みたいなものです。なんだ~、順番待ちの紙を取れっていう意味だったのね~~。あとでわかったんですが、私たちが見ていたのは単に空席状況を確認するだけの画面だったようです。

結局トータル1時間くらいかかってVIP席(といっても片道87ソル・約2500円程)のバスチケットをGETできました。こういう苦労は、旅の良い思い出になります。

無事に予約できたので、ラルコマルに戻ってスタバでひと休み。



注文をした際、名前を聞かれます。そして、できあがったときに「NORIE~」と大声で呼ばれますcoldsweats01
日本にはないシステム。。。


この日の夕食は、本格ペルー料理が味わえる有名レストラン『エル・セニョリオ・デ・スルコ』で頂きました。


ピスコサワーと小魚のフリット

ペルーを代表するお酒の一つが、このピスコサワーです。ブドウの蒸留酒に、卵の白身、レモン、砂糖を加えシェイクしたもの。

これ、ものすご~く気に入ってしまいました。甘くて後味もすっきりしているので、とても飲みやすいです。ただ、かなり度数が高く、酔いがまわるのも早いので要注意(笑)。




ロモ・サルタード(主人選択)

ロモは牛ヒレ肉、サルタードは炒め物のこと。ペルーの代表的な定番料理です。牛肉と、玉ねぎ、パプリカなどを炒めた一品で、その上に、フライドポテトが乗せられます。お肉も柔らかくて、味付けに醤油が使われているため、日本人の口にもとても合います!これは美味しい。


チュペ・デ・カマロネス(私選択)

チュペとは煮込み、カマロネスは川エビを意味します。スープの下にお米も入っているので、海老のクリームスープ雑炊ですね。今回の旅行で、1番おいしかった料理です。

海老の頭からでるミソがスープに溶け出ていて、ものすごく良い味が出ています。クリーミーな上、コクもあって、これはまた食べたいと思いました。ペルーでこんなに美味しいお料理を頂けるなんて、良い意味で予想外でした!

お腹もいっぱいになり、タクシーでシェラトンホテルに戻ったのが22時過ぎ。翌朝は7:30のナスカ行き長距離バスに乗らないといけないので、この日もすぐに就寝しました。



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9 件のコメント:

nokko さんのコメント...

のりえさん、こんばんわ☆
待ってました♪旅行レポ! おニューのカメラ、大活躍ね!
写真、とっても素敵に撮れてる!
いいな~南米♪ なんかやっぱり空気感が違うね^^
お料理も美味しそう! ペルーのお料理って、日本人の
口にあうって聞いたことがあるんだけど、ほんとだね!
海老のリゾットも煮込みもとっても美味しそう!
お肉料理にはお醤油が使われているんだー!
海老の煮込みに入ってる白いものはナニ?チーズかしら?
緑のはそら豆くん? 気になる~^^
続きも楽しみにしていまっす^^

tomato さんのコメント...

こんばんは^^

ペルー、初めてです。
素敵なところですね。

海老のリゾット、すごく美味しそうです~
サンドイッチも、、他の料理も興味深々^^

続き楽しみにしてますねー

更新もしてないのに、来てくれてありがとう^^

kate さんのコメント...

のりえちゃん こんばんは♫
たくさんの写真があってとっても楽しい旅行レポ!!
それにしても移動の時間が長くて大変だったね。
現地でも英語が通じないって大変だよね。
でもそれもまた楽しそう!

パラグライダー出来ないの残念だったね。
でも私タンデムでもやろうって勇気出ないかも・・・。
スタバがあるの羨ましいな。パースにはまだないんだよ~。
お料理も美味しそうだね!
続きのナスカ、楽しみにしてます~o(*^▽^*)o ♪

maho さんのコメント...

のりえさんこんばんは☆
新しいブログ素敵ですね~^^
しかも写真がグレードアップしてる??
ペルー、旅行好きの私の友人も先日行ってきたそうで、
思いのほかペルー料理がおいしかったらしく、
私にぜひ研究してほしい、と言われました(笑)
ちょっと興味津津。続きも楽しみにしています!

うひひ さんのコメント...

のりえちゃんおはよう~♪
新しいブログは写真が大きくていいね!
K5で撮ってきたのかな?
とっても綺麗だわ。
(私もK5買っちゃった。昨日届いたの!)
お料理、美味しそう。南米はクオリティが高いね。
つづきも楽しみにしています。

keiron さんのコメント...

のりえちゃん

新しいブログは写真が大きくて見やすいね!
すごく綺麗な写真ばかり。

ペルーはいいね~。
私もホントに行きたいよ。
続きが楽しみだわん♪

URL変えておきます。
それと、スタバ、アメリカも名前を書くよ。

あーちゃん さんのコメント...

綺麗な写真がいっぱいですね~。
絵葉書かと思いましたよ。
南米大陸に上陸したことがないんです~。
ペルーってマチュピチュしかしらなかったんですが
綺麗なところがたくさんあるんですね。
お料理もとってもおいしいそう。
ガイドブックなんかをみるより、よっぽどためになりそうです。

ロッキン さんのコメント...

のりえちゃん、新ブログは写真が大きくて見やすくって凄くいいよ!
どれも綺麗な写真ばかりで、旅の様子が身近にも感じられる。

ご主人と素敵な旅行ができたんだね〜
南米にはまだいったことないから、いつか・・・だわ♪

リンク、変更しておきましたっ。(^^)

deco さんのコメント...

早速、URL、はりかえときました♪
連絡、ありがとうね~^^
新しいブログ、すごく写真がおっきくて、見ごたえがアップした気がするよー!
旅のひとつひとつの風景、お料理が、ぐぐっと迫ってくる感じ。^^
そこにいる気分が味わえました~♪

タクシーのおっちゃんと、そのつど交渉って、わたしには、かーなーり、ハードル高いっす。^^;
必死に、関西弁で、交渉してしまいそうだわ。爆。
スタバも、名前を呼ばれちゃうなんて、なんか、照れちゃう。^^;
お国によって
いろんなシステム、それを体験するだけでも、めちゃ楽しいね~♪

引き続き、旅レポ、楽しみにしてますね。^^