積丹ブルーを見たあとのランチは、札幌のフレンチレストランに伺いました。
レストラン モリエール
ミシュランガイド北海道で唯一の三つ星⭐⭐⭐フレンチレストランです。前回の北海道旅行のときは予約がとれず、7年越しに訪問が叶いました。
円山公園の借景が美しい窓際席で、9600円のコース(+サービス料10%)を頂きました。
クレソンと蕪のスープ
温度が超熱々でちょっとビックリしましたが、アサリのお出汁とお野菜の風味が混じり合ってコク深い仕上がりに😍
そら豆のフリット
こちらも揚げたてで超熱々!ほんのりと塩気が効いていて、そら豆の甘さがより一層感じられました。
グリーンアスパラガス
美瑛から届いたばかりの新鮮なアスパラを、クリームチーズに卵黄とビネガーで和えたソースでいただきます。グリーンアスパラ自体が甘くて素晴らしいのですが、ソースと一緒に頂くと甘みがより増しますね~😍
このあとホワイトアスパラガスも持ってきてくれて、そちらは塩だけで頂きました。ホワイトはグリーン以上の甘さでした😍。グリーンとホワイト、どちらも素材の力が凄くて印象に残っています。
北寄貝のマリネ
苫小牧産のホッキ貝、ベビーリーフ、ラディッシュがマリネされています。薄切りにされたホッキ貝はしっかりと弾力があって噛むと旨味と甘みが湧き出てくる感じ😍。そこにベビーリーフのほのかな苦味も合わさると更にホッキ貝の美味しさが引き立つんですよね~。シンプルそうに見えて、すごく計算された一品だなと思いました。
カスベのムニエル 焦がしバターソース
モリエールのスペシャリテ。カスベとはエイのヒレのことで、北海道ではよく食べられる食材だそうです。焦がしバターにはケッパーや柑橘の酸味が加えられていました。クラシカルで見た目は地味なんですが、本当に美味しいお魚で完成度の高い一皿でした😍
お口直しのグラニテ レモンと紅茶風味
蝦夷鹿ロースのロティ
綺麗なミディアムレアに焼かれたエゾ鹿は、しっとりしているんですが、ナイフを入れても肉汁がこぼれてこない完璧な火入れ。また、塩加減も絶妙でお肉の旨味が引き出されていて素晴らしかったです😍
エゾシカは何度か頂いたことがあるのですが、断トツでナンバー1です。
付け合わせはジャガ芋のドフィノア、りんごと杏のコンポート、ビーツ。このドフィノアにファンが多いというのも納得です。
クレームダンジュのハスカップソースがけ
やわらかな口当たりのチーズのムースに酸味がしっかりあるハスカップのソースがかかったもの。お腹いっぱいの状態で頂くデセールですから、このくらいシンプルなもので十分です。
レモンと文旦のジュレ
お料理はクラシカルなんですが最初のスープからデセールまで全てパーフェクト!!サーブするスタッフさんのホスピタリティもパーフェクト!!三つ星なのも当然ですね。
本当に素晴らしいレストランで、また絶対に伺いたいです。北海道にくる楽しみが1つ増えました!