アフ・トンガリキで朝日を鑑賞するため、6:30頃ホテルを出発しました。日の出は7:20ですので、まだ外は真っ暗。イースター島の星空も本当に綺麗でしたよ。
車を走らせてるうちに、東の空がだんだん白ずんできました。
予定通り、7:00に現地到着。そのまま日の出を待ちます。
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アフ・トンガリキの日の出1
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アフ・トンガリキの日の出2
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アフ・トンガリキの日の出3
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アフ・トンガリキの日の出4
もう言葉は要らないですよね。至福の光景でした。
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この日、アフ・トンガリキの朝日を見に来た観光客はわずか10名足らず。それぞれ一生忘れられない日の出になったことと思います。
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後ろを振り返ると、朝日に照らされた「ラノ・ララク」が見えました。ほぼ全てのモアイがこの山から切り出されています。いわば、モアイの生誕地ですね。
一旦ホテルに戻り、朝食とチェックアウトを済ませてから、その「ラノ・ララク」へと向かいました。
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9:00、ラノ・ララクのゲートに到着。でもゲートが閉まったままで中に入れません。
他の遺跡とは違って、ラノ・ララクの入場時間は9時から17時までと決まっているんですが、係員の車が来てゲートを開けてくれたのは9:20でした・・。
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ラノ・ララクの国立公園管理事務所
入場料は1人60USドル。ゆっくり歩いても1時間程度で見学できることを考えるとかなり高額ですが、その価値は十分あると思います。ちなみに100ドル紙幣と50ドル紙幣は受け付けてもらえませんので、ご注意ください。(偽札が多く出回っているからだと思います。)
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ラノ・ララクには岩山から切り出されて、どこかに運搬される途中のモアイがこんな感じでたくさん並んでいます。島に1000体あるモアイのうち、400体はこのラノララクにあるんですよ。
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遊歩道を歩いていると自分がミニチュアになってしまったような気分(笑)
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人間と比較すると、モアイの大きさがよくわかると思います。こちらはピロピロという名前のモアイで全長12メートル。(半分は土の中に埋まっているので、見えている部分は6メートルです。)
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構図が良いので、イースター島のガイドブックには必ず掲載されている2体。ただ、午前中だと逆光になってしまいます。写真好きな人なら、午前と午後の2回来ても良いと思いますよ。
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高台からの景色。海もキレイです。
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こちらはまさに制作途中で、岩山から分離していないモアイ。
イースター島では金属が採れないので、石の斧を使ってモアイを削り出していたらしいです。
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正座している珍しいモアイ。トゥクトゥリという名前がついています。
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どうしてモアイはこんな風に放置されたままになったのでしょうか?
なぜ島の人たちはモアイを作ることを突然やめてしまったのでしょう?
それはモアイを運搬するための木材が無くなってしまったことに原因があるとされています。
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かつてイースター島には1万人以上の人々が暮らしていました。巨大なモアイを運搬するために沢山の丸太が必要になり、大量の木を伐採し、森林が消失。その結果、大雨が降るたびに肥沃な土が海に流れてしまい、作物がうまく栽培できなくなり、慢性的な食糧不足に陥ります。食料をめぐって部族間に抗争が起き、最終的には50年以上にもわたるモアイ倒し戦争へと繋がりました。
大きな木が1本もなくなってしまったことにより、モアイを運ぶどころか、家も船も作れなくなります。島民は石器時代のような生活を送ることを余儀なくされました。飢えと戦争が原因で人口も激減することに・・。
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この小さな島に起こった繁栄から衰退への歴史は、いまの地球全体にも当てはまるような気がします。
世界の人口は激増し、限りある資源を大量消費し、資源をめぐる争いは現在も絶えません。このまま突き進んだら未来はどうなってしまうのか、このモアイたちから学ぶことは多そうです。
ハンガロア村に戻ってレンタカー屋さんに車を返却しにいったところ、受付のおばさんがサービスで空港まで送ってくれました。
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14:05発のLAN航空(LA842便)で、チリの首都・サンティアゴへ。
最後にイースター島の感想をいくつか。
・モアイのおかげで観光客がどんどん来てくれるので、競争がなく、本当にのんびりしています。国立公園の開園時間も守られないなど、南国の島特有の「ユルさ」があります。ただ、治安は非常に良いです。
・かなり小さい島です。2泊3日あれば主要な観光スポットはすべて見て回れます。
・物価はかなり高めです。500mlのミネラルウォーターが1000ペソ(150円)で、韓国製のカップラーメンが2600ペソ(400円)くらいです。東京より高いですね。
・イースター島への飛行機はLAN航空が独占していて、飛行距離のわりにはチケット代がとても高いです。行くことが決まったらすぐに飛行機の予約をすることをお勧めします。4ヶ月以上前だと、通常の半額程度で買うことができます。
20:50、サンティアゴ空港に到着。到着ロビーで10人くらいの男性から一斉に「タクシー?」と声がかかります。みんな必死すぎて目が怖いです。ドライバーさんたちは英語もカタコトですし、夜間ということもあり、空港のタクシーカウンターでタクシーチケットを買いました。空港タクシーですと、空港から旧市街地までは定額で17000ペソ(約2000円)です。
空港からタクシーで30分ほどでホテル・プラザ・サンフランシスコに到着しました。
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ホテル・プラザ・サンフランシスコ (到着が夜だったので、翌日の午前中に撮影)
こちらのホテルはサンティアゴの中心地であるアルマス広場まで徒歩10分くらい。観光をするのにはとても便利な立地です。
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ロビー
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古いですけど豪華な内装で、とても広いお部屋でした。
このホテルの1階にあるレストランはかなり美味しいらしいのですが、既に22時を回っていたため、ルームサービスにしてしまいました。
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フィットチーネ ボロネーゼ
茹で加減もちょうど良く、ミートソースも美味しかったです。完食しました!
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チキンサラダ
レタスの新鮮さは「?」でしたが、チキンは身がふっくらと香ばしく焼けてました。
ルームサービスの電話口に出た方は、ほとんど英語が通じませんでした。部屋番号を伝えるのも四苦八苦したんですが、注文通りに届いて良かったです。
日本を出発して10日くらい経った頃から2人とも相当に日本食が恋しくなっていました。この長い旅行もいよいよ明日が最終日ですが、楽しい旅行が終わって寂しいという気持ちと、帰国したらレオとも会えるし日本食も食べられるという嬉しい気持ちが入り混じったような感覚だったのを覚えています。
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8 件のコメント:
のりえちゃんこんばんは。
イースター島の歴史とモアイの物語
じっくり読ませていただきました♫
のどかなところだね~。
行くのがとっても大変そうだけど
やっぱり行く価値はあるね!!
昨日は楽しかったね~!
今朝は二日酔いじゃなかったよ。
このメンバーで飲むと
どうしてこんなに楽しいのかな!?
また新年会でね!!
こんばんは^^
とりあえずポチしましたー^^
素晴らしい感動です。
ここに、のりえさんがどうしていきたかったのか、とても理解出来る気がします。
この光景、きっとこれからの人生において、凄く大きな力になるような気さえしてしまいます。
素晴らしいです。
ありがとうございます。
こうして細かな旅行アドバイス書いてくださると、
旅行する方の参考になりますね。
モアイってこんなにたくさんあるって知りませんでした。
一生のうちいつかは絶対に行ってみたいな~
のりえちゃん おはよう♪
最初の2枚の写真がすっごく印象的です!!
こんなの見れたら感動ですね~~~!!
のりえちゃんのイースター島への旅のアドバイス
とってもわかりやすくて親切で嬉しいな。
いつか行ける時が来たらじっくり参考にさせてもらわなきゃ!
旅の後半にレオくんに無性に会いたくなる気持ち
めちゃくちゃわかります。^^
のりえちゃんこんばんは。
いいなー。イースター島。
南米はなかなか行きづらい場所なので、とてもうらやましいです。
やっぱり一度はモアイ像の大きさを体感してみたいわ。
この旅行もご自分ですべてプランニングしたのよね?
すごいわー。超尊敬!!
のりえさん、こんばんわ☆
日の出がとにかく素敵で感動したわ~!
だんだんと日が出て行く様子を見ているのはほんとに貴重な経験だったよね!
美しいわ~。写真がとっても素敵☆
イースター島、色々な問題も抱えているんだ
よね。。。
とにかくのんびり~なところも(笑)。
でも、やっぱり一度は行ってみたい!
モアイをたくさん見てみていわ^^
そろそろ旅も旅も終盤になると
日本食が恋しくなるわよね!
わかるわ~!
私たちも空港ですぐにおにぎりを
買った経験あり(笑)。
おはようございます。
朝日に照らされるモアイ像、幻想的ですね。
現実に見たら、感動すること間違いないです!!
うちもイースター島は行きたいところの
ひとつなので、とっても参考になりました♪
行けるかどうかは別として^^;
和食食べたくなりますよね〜。
のりえさん達はお若いのでまだまだ。
私は2日でギブアップです(笑)
zimaさん、おはようございます。
南米はやっぱり遠いですね~~。
でも、魅力的な国なので、行ってとてもよかったです。
今回もフリー旅行だったので
すべて主人がプランニングしてくれました。
イースター島への飛行機は1日1便であったり
曜日によって飛んでいなかったりと
結構調整が大変だったみたいです。
来月、落ち着いたら是非!!!
楽しみにしていま~す。
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